みなさんドーム球場で野球を観戦したことがありますか?
雨が降っても中止になることが無く、空調が効いていて真夏の炎天下でも快適に感染ができるのがメリットですよね。
そんなドーム球場ですが、「からくりドーム」「ドームラン」って言葉をネットやTwitterで聞いたことはありませんか?
- 「からくりドームって何?」
- 「ドームランって言葉をTwitterで見るけどどういう事?」
というように知らない人もいるかと思いますので、今回は「からくりドーム」「ドームラン」について紹介します。
からくりドームとは?
からくりドーム来たぜ
勝ち負けよりも応援を楽しみに来た pic.twitter.com/nltiLD2XCT— こうそく (@Musashi_Izu) November 13, 2019
からくりドームとは読売ジャイアンツのホーム球場である東京ドームの蔑称のことです。
「え?なんで東京ドームがからくりなの?」って知らなかった人は疑問を持つかもしれませんね。
東京ドームだけなんです!なぜか東京ドームだけが「からくりドーム」と呼ばれているのです。
からくりドームの由来は?
では何故からくりドームと呼ばれるような蔑称がついてしまったのでしょうか?
それにはこんな由来(理由)がありました。
- 巨人の選手が東京ドームで打つホームランが、他の球場より飛距離があるのではないか?
- 空調を巧みに操作して打球の飛距離を伸ばしてホームランを増やしているのではないか?
- 守備時には逆風が吹いているのではないか?
という噂から、「からくりドーム」と呼ばれるようになりました。
しかし、これらは単なる噂の話で実際に空調によってボールは飛ぶのでしょうか?実際に空調を操作しているのかは証拠がありません。
何年か前に東京ドームで打った阿部慎之助選手の打球がありえない所から浮き上がっているVTRもあったそうですが、打球にドライブがかかっていた可能性もあり得ます。
ドームランとは?
ドームラン!
この言葉もよくTwitterなどで一度でも聞いたことがありませんか?
名前のごとく、ドームとホームランを合体させた言葉となっています。
甲子園やハマスタだと外野フライって打球でも、東京ドームだとホームランになる事を「ドームラン」と呼んでいるそうです。
非力なバッターでもホームランが出やすく、ピッチャーでさえもホームランが出ることが多々あるそうです。
逆にピッチャーにとっては不利な状況って事ですね。
なので、バッテリーも東京ドームでは大きい外野フライも打たれないように気をつかっています。
ドームランはもともと、空調操作で巨人のチームが攻撃の時に有利に操作して、ホームランを生む事でしたが、今ではギリギリに入ったホームランの事をドームランと呼ぶように変わってきました。
ドームラン pic.twitter.com/hHTrvDWUX9
— ひろ虎 (@hirotora1985) October 11, 2015
ドームランの由来
ドームランとは、日本ではなくMLBミネソタ・ツインズの当時の本拠地だったメトロドーム(ミネソタ州ミネアポリス)で生まれた言葉。
「メトロドームではツインズの攻撃時のみ、空調を操作して追い風を起こすことでホームランを量産している」との噂が広まったことから「メトロドームの空調で生まれたホームラン」のことを略し、ドームランと呼ぶようになったのが発祥です。
この噂がメトロドームをモデルに設計された東京ドームにも飛び火を受け、東京ドームの空調操作(からくり)で生まれたホームランをドームランと呼ぶようになりました。
一般への浸透
2013年3月12日東京ドームで行われた、第3回WBC2次ラウンドの日本対オランダ戦にてテレビ解説をしていた桑田真澄さんが、ホームランを打った阿部慎之助選手に対して、「阿部くんは、東京ドームを本拠地としているだけに、もうドームランの打ち方を知ってますね」と解説。
この試合は注目度の高い国際試合だった事もあり、ドームランという言葉が一般メディアに広まっていき一般へと浸透しました。
大島洋平選手の発言
ネタか本気なのかは不明ですが、現役選手から東京ドームの空調についての興味深い発言あり話題となりました。
中日ドラゴンズの大島洋平選手が2016年10月10日セ・リーグ CS 1stステージ第3戦の副音声で
大島「まあ、変えるっていうか………。風が吹いてるじゃないですか」
一同「……。」
大島「気圧と言うか、ジャイアンツの攻撃の時だけ、風が吹いてるじゃないですか」
亀梨「まあ、ファンの後押しもありますしね……。」
ネットでは、応援団と空調のファン(送風機)をかけた絶妙な返し!と絶賛されていましたが、果たして本当に空調操作されているのでしょうか?
大島洋平選手のジョークなのか、真実はわかりませんね。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回は「からくりドーム」「ドームラン」についての記事を書かせていただきました。
要するに東京ドームはホームランが入りやすいって事で、打者には有利な球場になっていますね。
逆に投手はホームランが出やすいので、キャッチャーと慎重にやりとりを行わなければなりませんね。
東京ドームで観戦をする際は、投手と捕手の動きを観察しながら応援するのも楽しいと思いますよ。

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